出前ワークショップ
線で心を結ぶ絵画

開催日:7月8日(金)
場所:富来田小学校
アーティスト:西村陽平
対象:富来田小学校校6年生
ARTWEEK展示場所:ヤマニ綱島商店

1 グループ5~6名で、大きなハニカムボード(200x100cm)に1 人ずつ順番に1本の線 を描きます。線を順番につなげて描き、画面を埋め尽くします。 遊びのような活動からアートの創造的な経験へと導き、子どもの潜在的可能性を最大限 に引き出します。

ワークショップレポート

7月8日に富来田小で行われた出前ワークショップでは、6年生の33名が参加してくれました。今回のワークショップを担当してくれたアーティストは、西村陽平先生です。
 ワークショップのテーマは、「線で心を結ぶ絵画」。2m×1mの白い大きな横長のキャンバスに、1グループ5~6名で制作していきます。まずは一人がキャンバスに好きな色で1本の線を描くところからスタート。続いて、前の人が描いた線のどちらかの端からつなげて更に好きな色、好きな筆で線を描いていきます。順番に描きつなげ、様々な線と色が画面を埋め尽くしていきます。
西村先生は、国内外で高い評価を得ている子どもたちへの造形教育の専門家です。このように、大人がすべて教えるのではなく、楽しい遊びのような方法により、自然にアートの創造的な体験ができるような環境を整えていくことで、子どもの持つ潜在的な可能性が最大限に引き出されます。
30分も過ぎると、子どもたちは手や腕までキャンバスと同じように絵具でいっぱいになり、想像力を駆使して自由に描く喜びと興奮で満たされている様子でした。みんなでつないだ一時間のワークショップ、大成功で終えることができました。